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応答制限

API制限を設定すると、返ってくる行数を制限でき、その上で集計クエリにアクセスすることもできます。

例えば、レート制限で100req/minを設定したとします。しかし、もし各要求がデータベースから数千行相当のデータを取得したらどうでしょうか。これが、データベースのボトルネックになってしまいます。

応答制限により、1回のリクエストでアクセスできるデータ量を制限できます。この制限は、ロールベースのアクセス許可レイヤーで設定できます。

Slackモデルの例で、 channel_thread で返ってくる行数を常に最大100行に制限する場合、以下に示すようにLimit in permissionsで設定します。

channel_thread テーブルとHasura Consoleの Permissions タブに移動します。

 チャネルスレッドの応答制限

Row Select Permissions の下の Limit を100または任意の値に設定します。

デフォルトでは、集計クエリは設定できません。このクエリを有効にするには、ロール権限で明示的に有効にする必要があります。ユーザーが count のようなデータを要求しても安易にデータが公開されないよう、デフォルトではクエリが無効になっています。

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